「一戸建」が8割を超える秋田県、「共同住宅」が7割を超える東京都

[2021/12/8 00:00]

一戸建てと共同住宅

この記事では、2020年の国勢調査の結果をもとに、全国の住まいの状況について紹介します。

人々が住んでいる住まいは、「一戸建」と「共同住宅」の2つに大きく分けられます。

日本全国で見ると、独立した「一戸建」が53.8%、アパートやマンションなどの「共同住宅」が44.6%、その他が1.6%です。

「共同住宅」は、調査の度に増えていますが、まだ「一戸建」には及びません。

出典:総務省のデータをもとに編集部が作成

「一戸建」の比率が高い「秋田県」

「一戸建」と「共同住宅」の比率は、県によって大きく異なります。

「一戸建」の比率がもっとも高いのは「秋田県」で、80.7%でした。

一戸建の比率が8割を超えるのは、「秋田県」だけです。

出典:総務省のデータをもとに編集部が作成

逆に「共同住宅」の比率がもっとも高いのは「東京都」で、70.3%です。

「東京都」では、「一戸建」は28.6%しかありません。

つまり、東京都民で、「一戸建」に住んでいる人は、3割もいないのです。

出典:総務省のデータをもとに編集部が作成

6割以上は「持ち家」に住んでいる

もう一つの住まいの分け方に「持ち家」と「賃貸」があります。

全国の「持ち家」の比率は61.4%でした。

住まいの6割以上は「持ち家」なのです。

「賃貸」では、民間の借家が多く、賃貸全体の8割を占めています。

出典:総務省のデータをもとに編集部が作成

持ち家率が一番高い「秋田県」

「持ち家」の比率も、県によって大きく異なります。

持ち家率が一番高いのは、「秋田県」で、77.6%でした。

逆に、持ち家率がもっとも低いのは「東京都」で、46.1%でした。

「秋田県」では8割近くが「持ち家」に住んでいますが、「東京都」では「賃貸」に住んでいる人の方が多いのです。

出典:総務省

地域によって異なる「住まい」の感覚

最後に、「持ち家」に限って、その特徴を見てみましょう。

「青森県」では、持ち家の98.4%が「一戸建」です。

同じように、持ち家の一戸建に住んでいる比率が高い県に「秋田県」と「山形県」があり、いずれも98%を超えています。

これらの県では、「持ち家」と言えば「一戸建」が当然な状況です。

しかし、「東京都」では、「持ち家」の「一戸建」は、57.7%しかありません。

「東京都」では、「持ち家」でも、分譲マンションなどの「共同住宅」に住んでいる人が少なくありません。

程度の差はありますが、「神奈川県」や「大阪府」なども、「持ち家」なのに「一戸建」ではない人が珍しくありません。

このように、「住まい」の形は、地域による差が大きいので、住んでいる都道府県によって、そのイメージが大きく異なります。

例えば、東京都民にとって、ローンを組んで分譲マンションを買うのは、当たり前のことです。

しかし、「一戸建」が普通の地域から見ると、わざわざローンを組んでまで共同住宅の一角を買うのはもったいないと思ってしまいます。

また、東京都では、賃貸の高級マンションは普通の存在ですが、「一戸建」が普通の地域では高い家賃を払って、わざわざ共同住宅に住むという感覚が分かりにくいのです。

地域によって「住まい」の常識は異なっており、自分たちの常識が通用しないことがあるということを覚えておくと良いでしょう。

[シニアガイド編集部]
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