新型コロナワクチンの通算接種回数が「2億回」超え。3回目の接種は「66万回」
[2022/1/6 00:00]
接種回数が2億回を超える
国内の新型コロナウイルスワクチンの接種回数が、通算で2億回を超えました。
これは、内閣府が明らかにしたものです。
3回目接種分を含む回数は、1月5日時点で「200,990,656回」となりました。
国内のワクチン接種は、2021年2月に医療者向けの先行接種が始まり、2021年8月10日に1億回を超えました。
それ以降も順調に接種が進み、今回、2億回を突破しました。
2回目の接種を終えた人の割合は、全人口の「78.4%」となっています。
ブースター接種は「66万回」
「ブースター接種」と呼ばれる3回目の接種は、現時点では、医療従事者や施設に入居している高齢者を対象としています。
接種回数は、1月5日時点で「66万9,6116回」となりました。全人口に対する割合は「0.5%」です。
1月4日に行なわれた記者会見で、岸田文雄首相は、3回目の接種を急ぐ方針を示し、次のように述べています。
「ワクチンについては、医療従事者と高齢者、3,100万人を対象とする3回目接種の前倒しを進めます。めどが立った自治体では、市中にある全国900万回分の未使用のワクチンも活用して、高齢者接種の更なる前倒しを行ないます」
また、オミクロン株について市中感染の発生が各地で明らかになっていることから、感染拡大が懸念される地域での無料検査や、新しい飲み薬の配布を進める方針を示しました。