「おじいさん」「おばあさん」は69歳から、「お年寄り」は73歳から
[2022/2/15 00:00]
年齢に対する価値観の調査
サントリーウエルネスが、日本人の年齢に対する価値観についての調査結果を公開しています。
2021年12月に行なわれたインターネット調査には、全国の20~79歳の男女10,894人が回答しています。
「シニア」は「おじいさん」より7歳若い
まず、年齢についての「呼称」からイメージする年齢を聞いています。
その結果は次の通りです。
- 「おじさん」「おばさん」 49.0歳
- 「シニア」 61.6歳
- 「おじいさん」「おばあさん」 69.0歳
- 「お年寄り」 73.1歳
いずれも、ある程度の年齢の人を対象にした「呼称」ですが、それぞれの言葉でイメージする年齢には、大きな差があることが分かりました。
弊誌でも使用している「シニア」は、「おじさん」「おばさん」よりは年上で、「おじいさん」「おばあさん」よりも若くイメージされています。
年齢が高くなるほど、自分の感じている年齢との差が大きくなる
次に、実際の年齢と、自分自身で感じている自分の年齢(ここでは“実感年齢”と呼びます)の差を聞いています。
20歳から30代中盤までは、実際の年齢よりも実感年齢の方が上で、実際よりも「年上」と感じている人が多いことが分かります。
30代後半からは、実際の年齢よりも実感年齢の方が若く、実際よりも「年下」と感じているという人が多いことが分かります。
面白いことに、実際の年齢が高くなるほど、実感年齢との差が大きくなります。
例えば、実際の年齢が76歳の人は、実感年齢は68.48歳で、その差は7.52歳もあります。
「いつまでも若くいたい」という気持ちは、実際の年齢が高くなるほど強くなるのです。