東京、大阪など全ての「まん延防止等重点措置」が21日で終了
[2022/3/18 00:00]
2カ月半ぶりに「まん延防止等重点措置」が終了
政府は、18の都道府県に出ている「まん延防止等重点措置」を、予定通り3月21日で終了します。
今回の「まん延防止等重点措置」は、2022年1月9日に沖縄、広島、山口の3県で始まりました。
その後、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、最大で36の都道府県に「まん延防止等重点措置」が行なわれました。
開始から2カ月半を経過して、ようやく全国で「まん延防止等重点措置」が行なわれている地域がなくなります。
ギリギリで終了する「大阪府」
3月21日で「まん延防止等重点措置」が終了するのは、次の都道府県です。
北海道、青森県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、石川県、静岡県、京都府、大阪府、兵庫県、香川県、熊本県
このうち、大阪府は「まん延防止等重点措置」の解除の目安の一つである「病床使用率が50%以下」という基準を超えています。
しかし、大阪府では「病床使用率は50%を超えているものの使用率は減少傾向にある」として、国に対して延長を求めませんでした。
つまり、かなりギリギリの状態で「まん延防止等重点措置」を終了することになります。
流行の状況によっては、再度の「まん延防止等重点措置」が行なわれる可能性があると覚悟しておくべきです。
これから、人との交わりが増えやすい春休みや年度末の行事を迎えます。
大阪府以外でも「まん延防止等重点措置」が終わったことで気を緩めずに、感染予防のための対策を行なってください。