15歳未満の人口は過去最小。41年連続で減少中
[2022/5/7 00:00]
15歳未満の人口が過去最小
総務省統計局によれば、2022年4月1日現在の15歳未満の人口は「1,465万人」で、記録のある限り過去最小となりました。
15歳未満の人口は、1982年から41年連続で減少しています。
男女別では、男子が751万人、女子が715万人で、男子が36万人多くなっています。
15歳未満の割合も過去最低
総人口に対する15歳未満の割合は「11.7%」で、こちらも過去最低でした。
15歳未満の人口の割合は、1975年から48年連続で低下しています。
また、15歳未満の人口の割合は、主な国の中では一番低くなっています。
諸外国の15歳未満の人口比
- 日本 11.7%
- 韓国 11.9%
- イタリア 12.9%
- ドイツ 13.9%
- スペイン 14.1%
- ロシア 17.0%
- フランス 17.7%
- イギリス 17.9%
- アメリカ 18.6%
- 中国 18.6%
15歳未満の人口が多い3都府県
都道府県別の15歳未満の人口を見てみましょう。
2021年10月1日時点では、47のすべての都道府県で前年に比べて15歳未満の人口が減少しています。
15歳未満の人口が多いのは、次の3都府県です。
- 東京都 155.3万人
- 神奈川 107.1万人
- 大阪府 101.8万人
逆に、15歳未満の人口が少ないのは、次の3県です。
- 鳥取 6.7万人
- 高知 7.4万人
- 徳島 7.7万人
15歳未満の割合が高い「沖縄」、もっとも低い「秋田」
都道府県別で、15歳未満の人口の割合が高いのは、次の3県です。
- 沖縄 16.5%
- 滋賀 13.4%
- 佐賀 13.3%
一方、15歳未満の人口の割合が低いのは、次の3県です。
- 秋田 9.5%
- 青森 10.4%
- 北海道 10.5%
なお、15歳未満の人口が多い、3都府県は、人口の割合で見ると、全国平均の「11.8%」を下回っています。
- 東京都 11.1%
- 神奈川 11.6%
- 大阪府は11.6%
これらの大都市は、全体の人口が大きいので15歳未満もたくさんいますが、子供の割合が高いわけではありません。