「LINE」の利用率は81.6%。70代でも69.0%
[2022/5/19 00:00]
SNSの利用率調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、「SNSの利用率」を調べています。
2022年1月に行なわれた調査には、全国の15歳~79歳の男女7,050人が回答しています。
利用しているSNSは「LINE(ライン)」が多く、利用率は8割を超えました。
圧倒的な「LINE」の利用率
各種のSNSについて、月に1回以上利用している「利用率」を聞いています。
もっとも使われているのは「LINE」で、利用率は「81.6%」でした。
以下、「Twitter(ツイッター)」が41.6%、「Instagram(インスタグラム)」が35.6%、「Facebook(フェイスブック)」が24.4%と続きます。
1位の「LINE」の普及率は圧倒的で、2位の「Twitter」とは、ほぼ2倍の差があります。
70代に人気の「Facebook」
次に、SNSの利用率を年代別に見ています。
「LINE」は、10代から70代までの全ての年代で幅広く利用されています。
シニア層でも、60代で76.4%、70代で69.0%と高い利用率があります。
LINEの次に利用率が高いのは「Twitter」です。
ただし、利用者は若年層が多く、シニア層には浸透していません。
「Instagram」も同様で、10代と20代が中心です。
「Facebook」だけが例外で、シニア層でも利用率が下がりません。
70代の「Facebook」の利用率は19.9%です。
これは、LINEに次ぐ2位で、TwitterやInstagramを上回っています。
ここまで見てきたように、SNSは、年代による利用率の差が小さくありません。
年齢の離れた人とSNSでやりとりをするときは、年代によって使っているSNSに差があることを頭に入れておきましょう。