「YouTube」を知っている人は「96%」、使っている人は「65%」
動画サービスの利用調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、「動画サービス」について調査結果を公開しています。
2022年1月に行なわれた調査には、全国の15歳~79歳の男女7,050人が回答しています。
96%の人が「YouTube」を知っている
最初に、その動画サービスを知っているかどうかを聞いています。
もっとも良く認知されていたのは「YouTube」でした。
認知率は96.2%と非常に高く、広く知れ渡っています。
「ニコニコ動画」が79.0%で続いています。
「TVer(ティーバー)」「GYAO!(ギャオ)」「ABEMA(アベマ)」が3位グループで、約70%で並んでいます。
利用率は「YouTube」の一人勝ち
次に、その動画サービスを月に1回以上利用しているかどうかを聞いています。
利用率が一番高いのも「YouTube」で65.2%でした。
2位は「TVer」ですが、利用率は16.4%でした。
「YouTube」とそれ以外のサービスでは、利用率に大きな差があり、「YouTube」の一人勝ちと言って良いでしょう。
また、「YouTube」以外のサービスは、「知っているけど使っていない人が多い」のも特徴です。
シニア層でも半分以上が「YouTube」を見ている
「YouTube」の認知率と利用率を性別、年代別に見ています。
どの世代でも9割の認知率がありますが、年齢が若いほど認知率が高くなっています。
シニア層でも利用率は高く、「男性60~70代」や「女性60~70代」でも5割前後の人が、「YouTube」を見ています。
「YouTuber」は4.3%しかいない
YouTubeに、自分で撮影した動画を投稿している、いわゆる「YouTuber(ユーチューバー)」の割合は、全体で「4.3%」、男性が「6.0%」、女性が「2.6%」でした。
動画を見ている人に比べて、投稿している人は、とても少ないことが分かります。
動画を投稿している人は、若い男性が多く、年齢が進むにつれて減っていきます。
今回の調査の結論としては「利用している動画サービスはYouTubeが一人勝ち」「シニア層でもYouTubeを使っている人は多い」「動画を投稿している人は、極めて少ない」と言えるでしょう。