「YouTube」を知っている人は「96%」、使っている人は「65%」

[2022/5/25 00:00]

動画サービスの利用調査

NTTドコモ モバイル社会研究所が、「動画サービス」について調査結果を公開しています。

2022年1月に行なわれた調査には、全国の15歳~79歳の男女7,050人が回答しています。

96%の人が「YouTube」を知っている

最初に、その動画サービスを知っているかどうかを聞いています。

もっとも良く認知されていたのは「YouTube」でした。

認知率は96.2%と非常に高く、広く知れ渡っています。

「ニコニコ動画」が79.0%で続いています。

「TVer(ティーバー)」「GYAO!(ギャオ)」「ABEMA(アベマ)」が3位グループで、約70%で並んでいます。

利用率は「YouTube」の一人勝ち

次に、その動画サービスを月に1回以上利用しているかどうかを聞いています。

利用率が一番高いのも「YouTube」で65.2%でした。

2位は「TVer」ですが、利用率は16.4%でした。

「YouTube」とそれ以外のサービスでは、利用率に大きな差があり、「YouTube」の一人勝ちと言って良いでしょう。

また、「YouTube」以外のサービスは、「知っているけど使っていない人が多い」のも特徴です。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

シニア層でも半分以上が「YouTube」を見ている

「YouTube」の認知率と利用率を性別、年代別に見ています。

どの世代でも9割の認知率がありますが、年齢が若いほど認知率が高くなっています。

シニア層でも利用率は高く、「男性60~70代」や「女性60~70代」でも5割前後の人が、「YouTube」を見ています。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所

「YouTuber」は4.3%しかいない

YouTubeに、自分で撮影した動画を投稿している、いわゆる「YouTuber(ユーチューバー)」の割合は、全体で「4.3%」、男性が「6.0%」、女性が「2.6%」でした。

動画を見ている人に比べて、投稿している人は、とても少ないことが分かります。

動画を投稿している人は、若い男性が多く、年齢が進むにつれて減っていきます。

今回の調査の結論としては「利用している動画サービスはYouTubeが一人勝ち」「シニア層でもYouTubeを使っている人は多い」「動画を投稿している人は、極めて少ない」と言えるでしょう。

出典:NTTドコモ モバイル社会研究所
[シニアガイド編集部]