65歳までに「2千万円」溜められる人は3割。「300万円未満」が1割
[2022/7/14 00:00]
「老後資金」についてのアンケート
保険代理業のホロスプランニングが、「老後資金」についてのアンケート結果を公開しています。
2022年6月に行なわれたインターネット調査には、全国の成人500人が回答しています。
世帯の年収は「500~750万円」が多い
まず、家族を含めた世帯単位の年収を聞いています。
一番多いのは「500~750万円」で、3割を超えています。
次に多いのが「300~500万円」で、3割弱でした。
「300万円未満」という低収入の世帯も、2割近くを占めています。
現在の貯金は「300万円未満」が多い
次に、現在の貯金の金額を聞いています。
これは、銀行口座だけではなく、株式口座も含んだ金額となっています。
一番多いのは「300万円未満」で、3割を超えています。
なお、この中には、「100万円未満」という人が16.8%含まれています。
次いで「500~750万円」と「300~500万円」が、2割弱でした。
つまり、ほとんど貯金ができていない人と、年収ぐらいの貯金ができている人とに分かれています。
「65歳までに2千万円溜められる」は3割
最後に、自分が65歳になったときに、どれぐらい貯金ができていると思うかと聞いています。
一番多いのは「2,000万円以上」でした。
3割以上の人が、65歳までに2千万円以上溜められると考えています。
次に多いのが「1,000~1,200万円」で、2割ほどでした。
なお、「1千万円未満」の人は、全体の3割ほど。
「300万円未満」しか溜められないという人も1割弱います。
ここでも、順調に貯金ができそうな人と、貯めることが難しそうな人とに分かれています。
貯めることが難しい人は、「老後資金」を考える前に、生活費や住宅ローン、教育費などを優先せざるをえないのでしょう。