1日「3万人」を超えた東京都の新型コロナ陽性者
[2022/8/6 00:00]
ついに1日「3万人」を突破
東京都の新型コロナウイルス感染症の流行が続いています。
東京都の新規陽性者数の7日間平均は、8月3日時点で「32,921人/日」でした。
ついに、1週間の平均でも、1日当たり3万人を超えました。
新規陽性者数は、前の週の1.1倍に増えました。
増加のペースは、先週よりも落ちています。
しかし、この勢いで増え続けると、1週間後の8月10日には「36,213人/日」となる見込みです。
年齢別では「20代」が最多
新規陽性者の年齢は、「20代」がもっとも多く、「40代」と「30代」が続きます。
先週に比べると、40代以上の割合が増えており、流行の中心が若年層から中高年層へと移りつつあります。
重症者用ベッドの使用率が急上昇
新規陽性者の増加によって、医療機関への負担も大きくなっています。
新型コロナ専用のベッドの使用率は「55.4%」に達しました。
先週に比べて、5%も増えています。
また、重症患者用のベッドの使用率も「31.7%」となりました。
こちらは、1週間で10%も跳ね上がり、過去最高に近づいています。
ベッドの使用率が上がったことで、症状が悪化した場合でも、すぐに入院することが難しくなっています。
感染しないことを最優先して、自分や家族を守るための行動を選択してください。