日本人の人口が13年連続で減少。1年間で60万人以上減る

[2022/8/15 00:00]

13年連続で人口が減少

総務省によれば、2022年1月1日時点の日本人の人口は「1億2,322万3,561人」でした。

これは、住民票をもとにした統計です。

統計は外国人を含んでいますが、この記事では日本人のみを対象としています。

日本人の人口は、前年に比べて「61万9,140人」も減少しました。

人口の減少は、13年連続となります。

出典:総務省

出生は過去最少、死亡は過去最多

2021年の日本人の出生数は「81万2,036人」でした。

これは、1979年の調査開始以来、最少でした。

一方、死亡者数は「144万1,739人」でした。

こちらも、1979年以来、最多となりました。

出生数と死亡数の差である「自然増減」は、「62万9,703人」のマイナスでした。

これは、前年に比べて、ほぼ10万人増えており、人口の減少の勢いが加速していることが分かります。

出典:総務省

「沖縄県」以外は、すべて人口減

都道府県単位で見て、人口が自然増加しているのは、「沖縄県」だけでした。

沖縄県では、2021年の1年間で「995人」の日本人が増えました。

増加率は「0.07%」です。

一方、自然減少がもっとも大きいのは「北海道」でした。

北海道は、1年間で「40,286人」も減りました。

自然減少を、人口ではなく、減少率で見ると「秋田県」が、「1.21%」で1位となります。

秋田県は、全国で唯一、減少率が1%を超えており、深刻な状況であることが分かります。

[シニアガイド編集部]