高齢者の割合は「29%」、人口が最も多い年代は「45~49歳」
[2022/8/16 00:00]
人口の29%を占める高齢者
総務省が公開したデータによれば、2022年1月1日時点の日本人の人口は「1億2,322万3,561人」でした。
このうち、65歳以上の「老年人口」は「3,573万人」でした。
老年人口の割合を「高齢化率」と言いますが、今回は「29.00%」でした。
また、14歳以下の「年少人口」の割合は「12.01%」、15歳から64歳の「生産年齢人口」は「58.99%」でした。
つまり、子供の割合は高齢者の半分もありません。
高齢化率は、1994年の調査開始以来、ずっと増え続けています。
逆に、「年少人口」と「生産年齢人口」の割合は、1994年以来、ずっと下がり続けています。
一番多い年代は「45~49歳」
日本人の年齢の構成を、もう少しくわしく見てみましょう。
5歳単位で見た時に、人口がもっとも多い年代は「45~49歳」で7.76%、次いで「70~74歳」で7.75%、「50~54歳」が7.51%です。
このうち、「70~74歳」が「団塊世代」、「45~49歳」と「50~54歳」が「団塊ジュニア世代」と呼ばれる年代にあたります。
男女別では、「0~4歳」から「55~59歳」までは男性が多く、それ以上の年齢では女性が多くなっています。
これらをグラフ化した「人口ピラミッド」は、極端に底が細くなった「つぼ型」になっており、日本人の少子高齢化が進んでいることが分かります。