新型コロナで外国人住民が10万人以上減少。在住者は「25~29歳」が最多

[2022/8/18 00:00]

270万人の外国人住民

総務省によれば、2022年1月1日時点で、日本に住んでいる外国人住民は「270万4,341人」です。

日本に在住する住民の約2%にあたります。

この記事では、外国人住民の年齢や分布などの特徴を紹介します。

コロナ流行後は減少が続く

外国人住民は2年連続で減少しており、今年は10万7千人も減りました。

新型コロナ流行前は、年間10万人以上の増加でしたが、2021年から減少に転じています。

新型コロナによって、「転入」が大きく減り、「転出」を下回ったのです。

出典:総務省

外国人住民は働く年代が多い

外国人住民の特徴は、特定の年齢に偏っていることです。

具体的には、15~64歳の「生産年齢人口」が8割を超え、14歳未満の「年少人口」と65歳以上の「老年人口」が極端に少なくなっています。

出典:総務省のデータをもとに編集部が作成

もう少し細かく、5歳単位の年齢別で見ると、「25~29歳」がもっとも多く、「20~ 24歳」「30~ 34歳」と続きます。

つまり、20代から30代前半までの若い世代が多く、40歳を超えると少なくなります。

男女別にみると「30~ 34歳」までは男性が多く、35歳以上では女性の方が多くなります。

つまり外国人住民の多くは、20代~30代に来日し、ある程度働くと帰国する、いわゆる「出稼ぎ」の状態であることが想像されます。

出典:総務省

半分以上は都会に住んでいる

最後に外国人住民の分布を見てみましょう。

外国人住民が一番多いのは「東京都」では、51万7千人の外国人住民が住んでいます。

外国人住民が多い上位5つは、東京都、愛知県、大阪府、神奈川県、埼玉県です。

この5つの都府県で、外国人住民全体の53%を占めます。

つまり、外国人住民の半分以上が、都会に住んでいます。

一方、外国人住民が少ないのは、秋田県、高知県、鳥取県で、5千人を切っています。

このように外国人住民の分布が偏っているのは、働くために来日した人が多く、働き口が多い都会に集まりやすいからでしょう。

出典:総務省
[シニアガイド編集部]