大手外食チェーンの半分以上が値上げ。平均値上げ幅は「50円」
[2022/10/20 00:00]
大手外食チェーンの半分以上が値上げ
企業情報サービスの帝国データバンクが「外食産業の値上げ」についてレポートを公開しています。
株式市場に上場している外食産業100社のうち、2022年に値上げを行なったのは56社でした。
すでに、大手外食チェーンの半分以上が値上げをしているのです。
値上げ幅は「30円」が最多
1つのメニュー当たりの平均値上げ幅は「50円」でした。
メニュー別の値上げ幅は「30円」が最多ですが、「100円以上」の例もあります。
値上げ幅を業態別に見ると、中華料理やラーメン系は「30円」、ファミリーレストランは「50円以下」や「100円以下」が多くなっています。
値上げしやすい「中華麺」、値上げしにくい「居酒屋」
値上げを行なうかどうかも業態に左右されます。
すでに、中華料理やラーメンなどの「中華麺」業態では90%の企業が値上げ済みです。
また、ハンバーガーなどの「ファーストフード」や、「ファミリーレストラン」も値上げ済みのところが多くなっています。
一方、客足が戻らない「居酒屋」は、35%しか値上げしています。
客単価の高い「高級レストラン」も17%に留まっています。
円安で「再値上げ」の可能性も
今回の値上げは、「食肉」「小麦粉」「原油」の高騰が原因です。
さらに、夏以降は「円安」による輸入コスト上昇を挙げた企業もありました。
帝国データバンクでは、外食産業の苦境は続いており、「再値上げ」や「再再値上げ」に踏み切る可能性も高いとしています。