新型コロナワクチン「3回接種」した人が48%、「4回接種」は24%
新型コロナについての都民アンケート
東京都が、新型コロナウイルス感染症についてのアンケート結果を公開しています。
2022年1月に行なわれたインターネット調査には、都内在住の20代から70代の男女1,000人が回答しています。
ここでは、新型コロナワクチンの接種についての回答を紹介します。
3回以上接種した人は「7割以上」
これまでに、ワクチンを接種した回数を聞いています。
一番多いのは「3回」で、ほぼ半分の48%でした。
次に多いのが「4回」で、こちらは24%です。
つまり、回答者の7割以上が、3回以上の接種をしています。
「1回」だけの人は少なく、「2回」の人は12%でした。
そして、「1度も接種していない」人が15%います。
1度も接種しない理由は「ワクチンへの不安」
「1度も接種していない」人に、その理由を聞いています。
上位3つは、次の通りです。
- ワクチンの副反応が心配だから
- ワクチンの効果に疑問があるから
- ワクチンの重篤な健康被害が心配だから
新型コロナワクチンへの不安が、接種をためらわせていることが分かります。
3回目を避けたい理由は「副反応」
ワクチンを「1回」または「2回」接種していても、「3回目の接種」をしていない人が一定数います。
その人たちに、「3回目の接種」に対する意向を聞いています。
「接種したい」が28%、「接種しない」が57%でした。
2回接種していても、3回目は避けたいと思っている人が少なくありません。
そして、「接種しない」の理由の上位3つは次の通りです。
- 接種のあとの副反応がつらかったから
- ワクチンの効果に疑問があるから
- ワクチンの副反応が心配だから
ワクチンの接種後に出た副反応が、次の接種をためらわせているのです。
3回接種した人は「4回目」にも積極的
最後に、「3回」接種した人に、「4回目の接種」の意向を聞いています。
「接種したい」は69%と多い一方で、「接種しない」は16%しかいません。
ワクチンを3回接種した人は、4回目の接種にも積極的です。
今回のアンケートでは、ワクチンを1度も接種していない人から、4回接種している人まで、さまざまな人がいて、それぞれに理由と意向があることが分かりました。
10月の後半に入ってから、新型コロナの流行が再び広がり、ワクチンの接種が呼びかけられています。
これを機会に、もう一度ワクチンについて検討してください。