新型コロナワクチン「3回接種」した人が48%、「4回接種」は24%

[2022/10/30 00:00]

新型コロナについての都民アンケート

東京都が、新型コロナウイルス感染症についてのアンケート結果を公開しています。

2022年1月に行なわれたインターネット調査には、都内在住の20代から70代の男女1,000人が回答しています。

ここでは、新型コロナワクチンの接種についての回答を紹介します。

3回以上接種した人は「7割以上」

これまでに、ワクチンを接種した回数を聞いています。

一番多いのは「3回」で、ほぼ半分の48%でした。

次に多いのが「4回」で、こちらは24%です。

つまり、回答者の7割以上が、3回以上の接種をしています。

「1回」だけの人は少なく、「2回」の人は12%でした。

そして、「1度も接種していない」人が15%います。

出典:東京都のデータをもとに編集部が作成

1度も接種しない理由は「ワクチンへの不安」

「1度も接種していない」人に、その理由を聞いています。

上位3つは、次の通りです。

  • ワクチンの副反応が心配だから
  • ワクチンの効果に疑問があるから
  • ワクチンの重篤な健康被害が心配だから

新型コロナワクチンへの不安が、接種をためらわせていることが分かります。

3回目を避けたい理由は「副反応」

ワクチンを「1回」または「2回」接種していても、「3回目の接種」をしていない人が一定数います。

その人たちに、「3回目の接種」に対する意向を聞いています。

「接種したい」が28%、「接種しない」が57%でした。

2回接種していても、3回目は避けたいと思っている人が少なくありません。

そして、「接種しない」の理由の上位3つは次の通りです。

  • 接種のあとの副反応がつらかったから
  • ワクチンの効果に疑問があるから
  • ワクチンの副反応が心配だから

ワクチンの接種後に出た副反応が、次の接種をためらわせているのです。

出典:東京都のデータをもとに編集部が作成

3回接種した人は「4回目」にも積極的

最後に、「3回」接種した人に、「4回目の接種」の意向を聞いています。

「接種したい」は69%と多い一方で、「接種しない」は16%しかいません。

ワクチンを3回接種した人は、4回目の接種にも積極的です。

今回のアンケートでは、ワクチンを1度も接種していない人から、4回接種している人まで、さまざまな人がいて、それぞれに理由と意向があることが分かりました。

10月の後半に入ってから、新型コロナの流行が再び広がり、ワクチンの接種が呼びかけられています。

これを機会に、もう一度ワクチンについて検討してください。

出典:東京都のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]