「空き家」を持っている人は11.4%。4割以上が「地方都市」に
「空き家」を持っている人へのアンケート
不動産業の「おうち売却の達人」が、「空き家」についてのアンケート結果を公開しています。
2022年10月に行なわれたインターネット調査には、40歳以上70歳未満の男女4,000人が回答しています。
「空き家」を持っている人は11.4%
自分または配偶者が「空き家」を所有している人は、11.4%でした。
政府の調査によれば、「空き家」は、全国の住宅の13.6%を占めるとされています。
このアンケートでも、1割以上の人が「空き家」を所有しており、「空き家」が少なくないことが分かります。
空き家が多いのは「地方都市」
「空き家」を所有している457人に、「空き家のある場所」を聞いています。
一番多いのは「地方都市」でした。
これが全体の4割以上を占めており、それ以外の地域は1割前後です。
そして、「東京23区」でも9.4%あるのが目に付きます。
どう扱って良いか困っている
「空き家のままにしている理由」を聞いています。
主な理由はさまざまで、「解体はお金がかかる」「売却したくても買い手がいない」「活用したいが、どうしてよいかわからない」などが、ほぼ同じぐらいです。
「空き家」を所有しているものの、どう扱って良いか困っている様子が分かります。
「空き家」を活用する3つの方法
最後に、「その空き家について不動産のプロに相談するなら、何を一番相談したいか」と聞いています。
一番多いのは「売却したい」で、3割を越えます。
「空き家」を活用する方法は3つあります。
それは、(1)賃貸に出す、(2)更地にして駐車場にする、(3)売却するです。
しかし、このアンケートでは、賃貸や駐車場を考える人は少なく、売って処分してしまいたいと思っている人が多いことが分かりました。
「空き家」は、持っているだけで、さまざまな手間と費用がかかります。
使い道があるうちに、処分する方法を探してください。