来年も続く、食品の値上げラッシュ。20%を超える大幅な値上げも
[2022/12/3 00:00]
来年2月に値上げが集中
企業情報サービスの帝国データバンクによれば、2023年に値上げが予定されている食品が、すでに4千品目を超えました。
特に2月は、「3,269品目」の値上げが予定されており、今年10月並みの値上げラッシュとなる可能性があります。
調査の対象となっているのは、株式市場に上場されている主要な食品メーカー105社なので、スーパーの店頭では、さらに多数の食品が値上げされるでしょう。
「20%以上」の大幅値上げも
値上げの原因は、円安、原油高、食材価格の上昇など複数あり、いずれも解消される見込みは薄いとされています。
さらに、2022年の平均値上げ幅は「14%」でしたが、来年分は「17%」に拡大しました。
すでに、一部の企業は「20%以上」の大幅な値上げを予定しており、今後も値上げ幅が大きくなる可能性があります。
特に、輸入ウィスキーや焼酎などの「酒類/飲料」の分野では、円安を理由にした大幅な値上げが始まっており、注意が必要です。