1日1万人の大台を超えた、東京都の新型コロナ患者
[2022/12/4 00:00]
1日1万人の大台を突破
東京都によれば、11月に入ってから、新型コロナの新規陽性者が増え続けており、ついに1人1万人の大台を超えました。
11月30日時点の新規陽性者は、1週間平均で「11,047人/日」に達しました。
これは、前の週よりも18%も増えています。
入院患者も増え続けている
病院への入院患者も増えています。
11月30日時点で入院している患者は「3,066人」でした。
こちらも10月下旬から増加が続いています。
また、酸素投与が必要な状態の患者も「327人」に増えました。
「BA.5」から次の亜系統へ
また、東京都の新型コロナは、ウイルスの構成が変わり始めています。
現在、優勢なのは「第7波」と同じ「BA.5」ですが、その割合は8割を切りました。
その代わりに、増えているのが「BQ.1.1」と「BF.7」です。
これらは、いずれも「BA.5」の亜系統ですが、変異が進んでいるため感染力が強くなっている可能性があります。
このような新しい亜系統が登場しているのは、新型コロナが、変異を続けられる規模で広まっているためです。
人の動きが激しくなる年末年始に向けて、今一度、感染予防対策に力を入れてください。