東京都の新型コロナ患者が増加中。BA.5以外のウイルスも拡大
[2022/12/17 00:00]
12月に入っても増え続ける患者
東京都によれば、12月に入っても、新型コロナウイルス感染症の患者が増え続けています。
12月14日時点の新規陽性者は、1週間平均で「14,290人/日」に達しました。
これは、前の週よりも20%も増えています。
この勢いでは、2月にピークだった「第7波」以上の規模に、感染が広がる可能性が高いでしょう。
入院患者も増え続けている
病院への入院患者も増えています。
12月14日時点で入院している患者は「3,764人」でした。
こちらは10月下旬から、ずっと増加傾向が続いています。
また、酸素投与が必要な状態の患者も「407人」に増えました。
「BA.5」以外が増えている
また、東京都の新型コロナは、ウイルスの構成が変わり始めています。
現在、優勢なのは「第7波」と同じ「BA.5」ですが、その割合は70%を切りました。
その代わりに、増えているのが「BF.7」と「BA.2.7.5」です。
これらは、いずれもオミクロン株の亜系統ですが、感染力が強くなっている可能性があります。
人の動きが激しくなる年末年始に向けて、今一度、感染予防対策に力を入れてください。
ワクチンの接種が可能であれば、年内の接種を前向きに検討してください。