東京都、新型コロナの医療体制の警戒レベルを「最高」に引き上げ
[2022/12/24 00:00]
警戒レベルを最高に引き上げ
東京都は、新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制の警戒レベルを引き上げました。
医療提供体制の警戒レベルは、4段階あるうちの一番高い段階になります。
医療提供体制に対するコメントは「医療体制が逼迫(ひっぱく)している」になり、「通常の医療が大きく制限されている」と推測されています。
「入院患者数」および「重症患者数」も、先週を大きく上回りました。
1日で1万6千人の患者が発生
新型コロナの新規陽性者も増え続けており、1週間の平均は「16,324人」となりました。
これは、前の週よりも14%増えています。
新しい亜系統への切り替えが進む
東京都の新型コロナは、オミクロン株の「BA.5」が中心でした。
しかし、「BA.5」は減り続けており、12月初旬には7割を切りました。
その代わりに、「BA.2.75」や「BF.5」という亜系統が増えてきています。
新しい亜系統に入れ替わることによって、感染力が強くなるなど、特性が変わる可能性があります。
これまで以上に、手洗いなどの基本的な感染予防対策を守り、人混みや換気の悪い場所を避けて行動してください。