2022年の交通事故の死者数は「2,610人」。6年連続で過去最少

[2023/1/6 00:00]

交通事故の死者数が過去最少に

警察庁が、2022年(平成4年)の交通事故死者数を公開しています。

全国の交通事故による死者数は「2,610人」でした。

交通事故の死者数は、6年連続で過去最少を更新しました。

出典:警察庁

高齢者の死者数も減少

一方、65歳以上の高齢者の死者数は「1,471人」でした。

こちらも前年を下回り、過去最少となっています。

出典:警察庁

高齢者は死亡率が高い

しかし、高齢者の死者数には課題が残っています。

人口10万人当たりの死者数で見ると、65歳以上の死者数は「4.06人」と多く、全体の「2.08人」より大きくなっています。

つまり、高齢者が交通事故で死亡する確率は、一般の人の2倍近くも高いのです。

歩行者の安全の確保、自転車の交通ルールの徹底、飲酒運転を始めとする悪質で危険な交通違反の取締りなど、高齢者や子供を守るための取り組みが、今後も欠かせません。

出典:警察庁
[シニアガイド編集部]