新型コロナの死者数が過去最悪の状況。1日に「463人」が死亡
[2023/1/10 00:00]
過去最多の「死者数」が続く
1月7日に発表された新型コロナウイルス感染症の死者数は、過去最多の「463人」でした。
前日の「456人」に続き、2日連続で過去最多を更新しました。
死者数で見ると、現在の「第8波」は、「第6波」や「第7波」を超える、大きな流行となっています。
1日で20万人以上が感染している
「第8波」の死者数が多いのは、感染する人が多いためです。
1月7日に発表された新規陽性者は「23万8,654人」でした。
これは、「第7波」のピークと並び、過去最多の水準となっています。
現在、流行中のオミクロン株は、死亡率が下がったとされています。
しかし、あまりにも感染者が多いため、死亡率が低くても、死者が増えてしまうのです。
高齢者やその家族は、引き続き警戒を
2023年1月の時点で、新型コロナによる「緊急事態宣言」などの行動制限は行なわれていません。
しかし、新型コロナの流行は確実に広まっており、「新規陽性者」や「死者」の数は、過去最多の水準となっています。
対策の方針が変わっただけで、新型コロナの脅威は変わっていません。
さらに、新型コロナの死者は、65歳以上の高齢者を始めとする「重症化リスクの高い人」に集中しています。
新型コロナは、一般の風邪やインフルエンザよりも感染力が強い上に、リスクの高い人に対する死亡率はずっと高いのです。
リスクの高い人や、その家族は、「普通の風邪と同じ」という風評に流されずに、新型コロナの感染予防に努めてください。
