食品の値上げ、2月は「加工食品」、3月は「菓子」が中心
[2023/2/2 00:00]
2月は値上がりのピーク
調査会社の帝国データバンクが、今年の食品の値上がりについてレポートを公開しています。
調査の対象となったのは、主要な食品メーカー195社です。
これらのメーカーが2023年1月から4月までに値上げを予定している食品は、1万2千品目を超えました。
特に2月は値上げが多く、「5,463品目」の食品の値上げが予定されています。
3月と4月は、少し下がりますが、それでも毎月2,000品目以上の値上がりが予定されています。
3月は「菓子」が値上がり
2月に値上げが予定されているのは「加工食品」が中心です。
品目としては、かまぼこなどの水産練り製品と冷凍食品が多くなっています。
一方、3月は「菓子」の値上げが多くなっています。
クッキーやチョコレートなどが中心で、価格を上げずに個数や分量を減らす「ステルス値上げ」も増えるでしょう。
4月以降は、材料などのコストが上がっている「パン」や「酒類」「飲料」などが、再び値上がりしそうです。