副業で一番多いのは「接客・販売」。平均月収は「51,216円」。
[2023/3/14 00:00]
正社員の副業についてのアンケート
転職サービスの「doda(デューダ)」が、「副業の実態調査」の結果を公開しています。
2022年8月に行なわれたインターネット調査には、20歳~59歳の正社員の男女15,000人が回答しています。
副業をしている人は1割以下
現時点で副業をしている人は、全体の8.2%でした。
「検討中」の人が18.4%ですから、両方を合わせても3割に届きません。
副業は話題になることは多くても、真剣に検討して実行する人は少ないことが分かります。
一番多い月収は「1万円未満」
「副業による月収」を聞いています。
一番多いのが「1万円未満」でした。
次に多いのが「10万円以上」です。
副業による収入は両極端に分かれていますが、平均値を取ると「51,216円」でした。
目的は「確実な収入」か「自由な活動」か
副業の職種で一番多いのは「サービス業(接客・販売)」でした。
次に多いのは「株/FX」、3番目に多いのは「ネットビジネス(通販・アフィリエイト・ネットショップ運営)」でした。
一口に副業と言っても、「サービス業」のように雇用されて働く形と、「株/FX」や「ネットビジネス」のように自営に近い形があります。
前者は時間や勤務場所などの制約がありますが、確実な収入があります。
後者は制約が少ない代わりに、収益が上がるとは限りません。
最悪の場合、赤字になってしまう可能性もあります。
副業の職種を選択する場合は、確実な収入と、会社ではできない自由な活動のどちらが目的なのか、はっきりさせておきましょう。
それを間違えると、せっかく費やしたプライベートな時間を後悔することになりかねません。