今年の大型連休は「5連休」。国内旅行は去年の4倍に増加
今年は5連休が確定
4月末から5月にかけての大型連休が近づいてきました。
今年の大型連休のカレンダーは、5月3日から7日が5連休です。
さらに、5月1日と5月2日を休みにすると、4月29日から5月7日までの9連休となります。
新型コロナウイルス感染症の位置づけが、季節性インフルエンザと同等の「5類」に移行されるのは大型連休後の5月8日です。
しかし、今年は旅行を再開したいという人が多く、国内外への旅行者が増加する見込みです。
国内旅行は去年の4倍を見込む
旅行代理店のJTBによれば、2023年の大型連休中の国内旅行者は2,450万人の見込みです。
これは、前年の153%で、コロナ前の2019年と比べても上回っています。
一方、海外旅行者数は20万人で、前年の400%に増加します。
しかし、2019年に比べると21%に留まります。
国際情勢や円安などの影響もあり、海外旅行の回復は緩やかです。
国内旅行は連休後半にピーク
JTBの予約状況を見てみましょう。
国内は、前年と比べて大幅な増加で、新幹線や航空機を利用した遠方への旅行が好調です。
行先としては、関東と関西が特に好調で、北海道、沖縄などの遠方も人気があります。
出発日としてはGW後半の5月3日と4日に集中しています。
海外では、1位がハワイ、2位が台湾、3位が韓国となっています。出発日としては5月3日、次いで4月29日出発のパッケージが売れています。
新型コロナにも配慮を
国内外の旅行を計画する人が増えても、新型コロナの影響が無くなったわけではありません。
JTBが行なったアンケートの中で、感染防止のために気をつけるポイントを聞いています。
- 引き続き旅行中もマスクを着用する
- 公共交通機関を使わずに、自家用車やレンタカーを使う
- 少人数での旅行にとどめる
- 部屋食や個室で食事ができる施設を選ぶ
- 人が多数移動する時間を避ける
大型連休は、高齢者など重症化しやすい人と同席する機会も少なくありません。
人混みを避けて、換気に注意するなど、感染予防に配慮しながら、旅行を楽しんでください。