広い年代で圧倒的に普及している「LINE」。70代でも7割以上の人が使う
SNSの利用率調査
NTTドコモ モバイル社会研究所が、「SNSの利用率」を調べています。
2023年1月に行なわれた調査には、全国の15歳~79歳の男女6,559人が回答しています。
利用しているSNSは「LINE(ライン)」が多く、利用率は8割を超えました。
「LINE」は、70代でも7割以上の人が使っており、世代を問わないコミュニケーション手段となっています。
「LINE」の利用率は圧倒的
各種のSNSについて、月に1回以上利用している「利用率」を聞いています。
もっとも使われているのは「LINE」で、利用率は「83.7%」でした。
1位の「LINE」の普及率は圧倒的で、2位のとは、2倍近い差があります。
以下、「Twitter(ツイッター)」が43.2%、「Instagram(インスタグラム)」が39.9%、「Facebook(フェイスブック)」が24.7%と続きます。
動画が中心の「TikTok(ティックトック)」は10.5%に留まっています。
「LINE」以外は、使う年代が偏っている
次に、SNSの利用率を年代別に見ています。
「LINE」は、10代から70代までの全ての年代で幅広く利用されています。
それに対して、「Twitter」の利用者は若年層が多く、シニア層には浸透していません。
「Instagram」も同様で、10代と20代が中心です。
「TikTok」は、さらに狭く、10代では4割を超えますが、20代では2割に留まっています。
70代に人気の「Facebook」
若年層の利用が多いSNSですが、「Facebook」は例外です。
「Facebook」は、シニア層でも利用率が下がりません。
70代の「Facebook」の利用率は21.2%もあり、「LINE」に次いで使われるSNSとなっています。
このように、SNSは、年代による利用率の差が小さくありません。
年齢の離れた人とSNSでやりとりをするときは、相手の年代に応じて、使うSNSを選んでください。