社内の会議は「対面」、社外の会議はリアルとオンラインの参加者が混在する「ハイブリッド」が主流
[2023/4/27 00:00]
「会議」についての1万社調査
調査会社の帝国データバンクが、会議についての調査結果を公開しています。
2023年3月に行なわれた調査には、11,428社が回答しています。
コロナ前は、会議といえば「対面」だった
新型コロナ以前は、社内外の会議は、実際に人が集う「対面」が主流でした。
しかし、感染対策として、パソコンなどを使う「オンライン」による会議が急速に普及しました。
現在は「対面」「オンライン」、そして対面とオンラインの参加者が混在している「ハイブリッド」の3種類の会議が行なわれています。
社内の会議は「対面」が主流
社内の会議において、一番多いのは「対面」での実施でした。
「対面」は全体の6割を占めています。
次に多いのが「ハイブリッド」で2割強でした。
「オンライン」による会議は、1割もありません。
社外の会議は「ハイブリッド」が主流
一方、社外の人を含む会議では、「ハイブリッド」が多くなっています。
「ハイブリッド」は全体の5割を占めています。
次に多いのが「対面」で2割強でした。
「オンライン」による会議は、社内よりも多く1割を超えています。
「ハイブリッド」を中心に用途に応じて選択を
2023年3月の時点では、社内の会議は「対面」、社外の会議は「ハイブリッド」が主流でした。
純粋なオンライン会議よりも、その場にいる人とオンラインの人が混在している「ハイブリッド」の方が受け入れられています。
これは、純粋なオンライン会議には、効率化に優れていても、営業する際の熱量などが伝わりにくいという欠点があるためでしょう。
新型コロナの取り扱いが変わっても、すべての会議が「対面」に戻るわけではなく、「ハイブリッド」を中心として、目的に応じて使い分けることが主流となるでしょう。