5月は缶コーヒーが一斉値上げ。6月以降は小麦関係に注目
[2023/4/30 00:00]
5月は「缶コーヒー」が値上げ
調査会社の帝国データバンクによれば、5月に行なわれる食品の値上げは「824品目」に及びます。
特に目立つのが缶コーヒーで、「ジョージア」「ボス」「ワンダ」などの主要ブランドが一斉に値上げされます。
6月以降も、すでに「5,596品目」の値上げが予定されており、食品の値上げは、今後も続く見込みです。
6月以降は小麦の値上げが効いてくる
このように、食品の値上げが続く理由は何でしょう。
帝国データバンクによれば、2023年に予定される値上げ2万品目のうち、99%が原材料高を理由としています。
また、電気代やガス代の上昇に伴う値上げが増えており、エネルギー価格の上昇による影響が広がっています。
4月から輸入小麦の価格が上昇したことにより、今後はパンや菓子、ホットケーキミックスなど小麦粉を使う食品の値上げが焦点となります。
また、牛乳の価格上昇によるアイスクリームやパック牛乳と、運送料の上昇によるペットボトル飲料や缶ビール、缶チューハイなどの再値上げが注目されます。