これからもマスクを続ける人が6割以上。やめるのは「周囲の人が着用しなくなったとき」
[2023/5/4 00:00]
マスクについての千人アンケート
生活雑貨メーカーの菱神産業が、マスクの着用についてのアンケート結果を公開しています。
2023年4月に行なわれたインターネット調査には、全国の20代~60代の男女1,002人が回答しています。
6割以上が「着用を継続」
今後のマスク着用の意向を聞いています。
一番多い回答は、「今までと変わらない頻度で着用する」でした。
ほとんど差がなく、「おそらく今までと変わらない頻度で着用する」が続きます。
2つを合わせると、6割以上の人が、マスクの着用を続けるつもりです。
2023年の3月13日以降は、マスクの着用は個人の判断に任されています。
しかし、実際にはマスクをやめられない人の方が多いことが分かります。
続ける理由は「感染が怖いから」
「マスクの着用を続ける」と答えた人に、その理由を聞いています。
一番多い回答は、「感染がまだ怖いから」でした。
6割以上の人が、これを選んでいます。
次に多いのは「新型コロナウイルス以外(花粉症など)の対策のため」です。
また、「仕事柄マスクが必要だから」という人も少なくありません。
やめるのは「周囲の人が着用しなくなったとき」
最後に、「今後どのような変化があれば、マスクを着用する機会が減ると思いますか」と聞いています。
一番多い回答は、「周囲の人がマスクの着用をしなくなる」でした。
5割以上の人がこれを選んでいます。
2番目以降の回答は、これの半分しかありません。
習慣化しているマスクの着用をいきなりやめるのは難しく、周囲の人の行動を見守っているのでしょう。
新型コロナへの警戒が弱まり、マスクをしていない人が増えるまでは、今のような状況が続きそうです。