60代のスマホは「Android」と「iPhone」が接戦。70代は「シニア向けのスマホ」が強い

[2023/5/6 00:00]

シニアが使っている携帯電話の種類

NTTドコモ モバイル社会研究所が、「現在使用している携帯電話」の調査結果を公開しています。

2023年1月に行なわれた調査には、全国の60歳~79歳の男女1,250人が回答しています。

複数機種を持っている場合は「最もよく使う携帯電話」を答えています。

60代は「Android」と「iPhone」が接戦

60代では、「Android」(アンドロイド)スマホが最も多く「45%」でした。

そして、「iPhone」(アイフォーン)が40%で続きます。

以前の「ガラケー」や「フィーチャーフォン」と呼ばれる携帯電話を使っている人は「6%」に留まっています。

70代は「シニア向けのスマホ」が強い

70代でも一番多いのは「Android」です。

ただし、シェアは4割を切り「35%」まで下がっています。

次に多いのは「iPhone」ではなく、「シニア向けのスマホ」でした。

「シニア向けのスマホ」は24%、「iPhone」は21%を占めています。

「シニア向けのスマホ」はAndroidをベースに、独自のユーザーインターフェースを付け加えた製品で、「らくらくスマートフォン」が代表的な機種です。

70代では、「ガラケー」も、一般の製品より「シニア向けのガラケー」の方が多くなっています。

70代に「シニア向け」製品が多いのは、機種を選択する際に、周囲の人からシニア向けの製品を勧められ、それに従うことが多いためでしょう。

出典:モバイル社会研究所のデータをもとに編集部が作成
[シニアガイド編集部]