15歳未満の人口は過去最小の「1,435万人」。47都道府県のすべてで減少
[2023/5/7 00:00]
15歳未満の人口が過去最小
総務省統計局によれば、2023年4月1日現在の15歳未満の人口は「1,435万人」で、記録のある限り過去最小となりました。
もっとも多かった1950年には「2,943万人」だったので、その半分以下となりました。
1982年からは、42年連続で減少しています。
男女別では、男子が735万人、女子が700万人で、男子が35万人多くなっています。
15歳未満の割合も過去最低
総人口に対する15歳未満の割合は「11.5%」で、こちらも過去最低でした。
15歳未満の人口の割合は、1975年から49年連続で低下しています。
また、15歳未満の人口の割合は、主な国の中では一番低くなっています。
15歳未満の割合が高い「沖縄」、もっとも低い「秋田」
15歳未満の人口を都道府県別に見てみましょう。
2022年10月1日時点では、すべての都道府県で前年に比べて15歳未満の人口が減少しています。
その中で、15歳未満の人口の割合が高いのは、次の3県です。
- 沖縄 16.3%
- 滋賀 13.2%
- 佐賀 13.2%
一方、15歳未満の人口の割合が低いのは、次の3県です。
- 秋田 9.3%
- 青森 10.2%
- 北海道 10.3%
いずれの県も、前年から0.1%~0.2%減少しており、少子化の進行が深刻なものとなっていることが分かります。