9月18日は「敬老の日」。気持ちが若い親にプレゼントを送って大丈夫!? 送るとしたら何を送るべきか
今年は9月18日が「敬老の日」
国民の祝日である「敬老の日」は、“9月の第3月曜日”です、2023年は9月18日となります。
「敬老の日」は以前は“9月15日”でしたが、いわゆるハッピーマンデー法によって、現行の規定となりました。
あたらしい規定になってから、ちょうど20年が経過します。
なお、老人福祉法では“9月15日”を「老人の日」と定めており、これが「敬老の日」と混同されている場合がありますが、まったく別物ですので、注意してください。
簡単に言うと、「敬老の日」はお祝い、「老人の日」は高齢者に対する知識を広めることを目的としています。
「敬老の日」にプレゼントして怒られないか
ところで、「せっかくの敬老の日だから、親を始めとする年長の家族にプレゼントでも送ろう」と考えたときに、2つの問題に悩むことになります。
1つは、「敬老の日にプレゼントするということは“高齢者”であると認めることになるが、本人がそれを受け入れてくれないのではないか」、つまり「俺を(私を)老人扱いするな」と怒るのでないかという恐れです。
一応、政府や国際機関の統計では、「65歳」以上を高齢者としています。
つまり、60代中盤ぐらいが、高齢者として、敬老の日にお祝いをする一つの目安となるでしょう。
ただし、シニアの何割かは、自分の実年齢よりも、自分は若いと思っています。
普段の行動を見ていて、孫にも「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばせないなど、年齢を気にしている場合は、もう少し余裕をみて「70代」になってからの方が良いでしょう。
危なそうなときは、「敬老の日だから」ではなくではなく、他の理由を探しても良いでしょう。
何を送ったら喜ばれるか
もう1つの問題が、「何を送ったら良いのか分からない」ということです。
そこで、生花業の花キューピットが行なった調査結果を見てみましょう。
2023年6月に行なわれたインターネット調査には、55歳以上の男女537人が回答しています。
まず、「敬老の日に今までもらって嬉しかったプレゼント」を聞いています。
一番多いのは「スイーツまたはグルメ」、つまり食品でした。
次に多いのが「お花」です。
つまり、後に残らず消費されてしまう、いわゆる「消え物」が好まれています。
次に「今年の敬老の日にもらいたいプレゼント」を聞いています。
こちらも一番多いのは「スイーツまたはグルメ」でした。
そして、「旅行」「電話または手紙」「お花」が、あまり差がなく続きます。
とりあえず電話をかけてみるのがオススメ
今回の調査結果を見ると、プレゼント候補の1位は「スイーツまたはグルメ」、つまり食品でした。
そして「お花」「電話または手紙」「旅行」なども候補になります。
とりあえず、いつもの連絡は「LINE」でも、今回は「電話」をかけて、何か欲しいものは無いかと聞いてみるのはいかがでしょう。
ひょっとした、あなたの声が届く「電話」自体が、なによりのプレゼントかもしれません。