副業についてのアンケート。本業以外の仕事をしているのは4人に1人。副業による年収は「30万円未満」が55%
本業以外の仕事についてのアンケート
転職サイト「ミドルの転職」が、本業以外の仕事の実態調査の結果を公開しています。
2023年7月から9月にかけて行なわれたインターネット調査には、「ミドルの転職」のユーザー1,743人が回答しています。
なお、今回のアンケートでは、労働だけではなく、投資活動も副業として扱っています。
本業以外の仕事をしている人は4人に1人
まず、本業以外の活動をしているかどうかを聞いています。
「活動している人」は25%でした。
つまり、回答者の4人に1人が「副業」などを行なっています。
さらに、活動の内容を聞いています。
「パラレルキャリア・副業の両方をしている」が5%、「パラレルキャリアをしている」が7%、「副業をしている」が13%でした。
ここで言う「副業」はお金が目的で、「パラレルキャリア」は自己実現や人脈形成などのお金以外が目的で働くことを指しています。
「副業」の目的は、やっぱり「収入」
「副業」などを始めた理由を聞いています。
一番多い答えは、「複数の収入源をもち、経済的に安定するため」です。
次に多いのは「本業では得られない経験やスキルを積むため」でした。
働き方は「単発の仕事」が中心
「副業」として行なっている具体的な活動内容を聞いています。
一番多い答えは、「単発の仕事」でした。
「単発の仕事」をしている人は44%もあり、副業での働き方の主流です。
次に、「長期(3カ月以上)の仕事」が続きますが、こちらは23%に留まります。
それ以降は、雇われてする仕事ではなく、「株式投資」「ネットオークションでの物販」「フリマアプリでの物販」など、投資やネットでの物販が続きます。
年収30万円未満が50%を超える
最後に、副業によって得られた年収を聞いています。
一番多い答えは「10万円未満」でした。
次に多い「10万円以上~30万円未満」と合わせると、全体の50%を超えます。
つまり、副業をしていても、あまり稼げていない人が多いのです。
しかし、年収が「100万円以上」の人も20%いるので、副業でどれだけ収入を得られるかは、その人しだいと言えるでしょう。