働いている女性の8割は、職場の「忘年会」に参加したくない
[2023/12/3 00:00]
職場の忘年会についてのアンケート
パナソニックが、職場の忘年会についてのアンケート結果を公開しています。
2023年10月に行なわれたインターネット調査には、全国の女性会社員1,370人が解答しています。
新型コロナが落ち着いて復活の兆しがある忘年会に対して、働く女性がどのように感じているかという興味深い結果となっています。
積極的に参加したい人は2割しかいない
まず、「コロナ前と比べ、今年の職場忘年会への参加意欲」がどう変わったかを聞いています。
「とても参加したい」と回答した人は全体の2割しかいませんでした。
逆に「必須ならしょうがなく参加」や「必須でなければ参加したくない」、そして「全く参加したくない」など、消極的な意向を示している人が8割もいます。
参加したくない理由は「必要性を感じない」
次に、参加したくない理由を聞いています。
一番多い答えは「必要性を感じない」で、4割を超えました。
次に多いのは「飲みの席が苦手」で、こちらも3割を超えています。
また、「身体的に疲れている」や「外見に疲れが出ている」など“疲労”を理由にする人が少なくありません。
「人とコミュニケーションを取りたくないから」が2割もあるのも、“疲労”を感じさせます。
新型コロナで変わった人の心
新型コロナにより、職場は大きく変わりました。
例えば「テレワーク」は、新型コロナをきっかけに普及しました。
そして、コロナが落ち着いても制度として残りつつあります。
逆に「忘年会」や「新年会」に代表される職場の宴会は、新型コロナがきっかけで行なわれなりました。
今年に入って復活のきざしはありますが、新型コロナによって人の心は大きく変わっています。
職場の宴会を無条件に再開する前に、開催の見直しも含めて、社員の意向を聞いてみることは無駄ではないでしょう。