2023年の交通事故死者が8年ぶりの増加。もっとも死亡率が高いのは「徳島県」、低いのは「東京都」

[2024/1/19 00:00]
赤は人口10万人あたりの交通事故死亡率が高い県、青は低い県

交通事故死が8年ぶりに増加

警察庁が2023年の交通事故死者数を公開しています。

2023年の交通事故死者は「2,678人」でした。

これは、前年よりも68人多く、8年ぶりの増加となります。

出典:警察庁

高齢者は交通事故死が多い

交通事故死者のうち、「65歳以上」の高齢者は「1,465人」でした。

これは、前年よりも6人少なく、8年間減少が続いています。

ただし、人口10万人あたりの死者数で見ると、高齢者は「4.04人」で、死者全体の「2.14人」の1.9倍にあたります。

高齢者の死亡率は、全体の2倍近くも高く、引き続き高齢者の交通事故死を防ぐ対策が必要であることが分かります。

出典:警察庁

東京都の4倍以上死亡率が高い「徳島県」

最後に都道府県別の傾向を見てみましょう。

人口10万人あたりの死者数がもっとも高いのは「徳島県」で「4.45人」でした。

一方、もっとも低いのは「東京都」で「0.95人」です。

つまり、徳島県と東京都では、交通事故の死亡率が4.7倍も差があります。

死亡率が高い県を見ると、公共交通機関が少なく、自動車が足となっている地域が中心です。

一方、死亡率が低いのは首都圏をはじめとする大都市が中心です。

交通事故を避けるためには、運転だけではなく、自転車に乗っているときや、歩いているときも含めて、常に安全を心がけてください。

人口10万人あたりの死者が多い県

  • 徳島 4.45人
  • 山梨 3.95人
  • 香川 3.89人
  • 愛媛 3.75人
  • 高知 3.62人
  • 三重 3.50人
  • 鳥取 3.43人
  • 福井 3.39人
  • 和歌山 3.36人
  • 大分 3.20人
  • 岐阜 3.08人
  • 岡山 3.02人

人口10万人あたりの死者が少ない県

  • 東京 0.95人
  • 島根 1.49人
  • 神奈川 1.54人
  • 愛知 1.55人
  • 大阪 1.58人
  • 埼玉 1.61人
  • 沖縄 1.77人
  • 宮城 1.82人
  • 千葉 1.93人
  • 福岡 1.97人
  • 京都 1.98人
[シニアガイド編集部]