クレジットカード利用者の4人に1人はトラブルの経験有り。一番多いのは、身に覚えの無い「不正利用」
[2024/3/23 00:00]
クレジットカードのトラブルについてのアンケート
クレジットカードの情報サイト「クレジットカードの知恵袋」が、トラブルについてのアンケート結果を公開しています。
2024年3月に行なわれたインターネット調査には、クレジットカードのユーザー1,000人が回答しています。
4人に1人はトラブルの経験有り
まず、「クレジットカードを使っていて、困ったことやトラブルに巻き込まれたこと」の有無を聞いています。
トラブルの経験が「ある」と答えた人は「24.3%」でした。
つまり、クレジットカードのユーザーの4人に1人は、なんらかのトラブルの経験があります。
一番多いトラブルは「不正利用」
次に、自分が遭遇したトラブルの種類を聞いています。
一番多い答えは「不正利用」で37.4%でした。
次に多いのが「カードの紛失」で25.9%です。
例えば「不正利用」の実例は次の通りです。
- 「不正利用で海外のホテルで30万円近く使われていたが、コールセンターに連絡をして引き落としがされる前に利用を停止できた。アプリから利用履歴を確認した後、コールセンターへ連絡をした。そこで詳しい被害状況を説明し、カードの利用を停止してもらった。引き落とし額が確定される前だったので、こちらに金銭的被害は一切なかった。」(30代女性)
このように、身に覚えの無い「不正利用」に気がついたら、すぐにクレジットカードに記載されているコールセンターに連絡することが大切です。
早く連絡することで、自分のものではない支払いを免れることができます。
トラブルを避けるための対策
最後に、再びトラブルに巻き込まれないよう、気を付けていることを聞いています。
「気をつけていることがある」人は73.3%でした。
やはり、一度トラブルに遭うと、なんらかの対策を考える人が多いことが分かります。
具体的には、次のような対策が挙げられています。
- 毎月の請求のたびに、明細を確認する。(20代女性)
- 普段使うショッピングサイト以外は、カード情報を登録しないようにした。(40代女性)
- 海外サイトで買い物をする際には安易にクレジットカードを使わず、paypal経由で支払いをするようにしている。(30代女性)
いずれもトラブルを避けるのに有効な対策なので、少しでも取り入れてください。