来年から年賀状を辞退したいときに使う、「終活年賀状」の文例サイト

[2018/12/10 00:00]

「終活年賀状」を書くのは難しい

「高齢などの理由で、今年で年賀状を終わりにしたい」という趣旨の年賀状を、「終活年賀状」や「年賀状じまい」と呼びます。

今年は、「終活年賀状」について、テレビなどでも報じられる機会が多くなっており、自分でも出したいと思っている方も多いでしょう。

「終活年賀状」の体裁は、一般の年賀状と同じです。

ただし、本文に次の3つの要素を入れます。

  • これまでのお付き合いへの感謝
  • 年賀状をとりやめる理由
  • 今後も年賀状以外のお付き合いをお願いする

もし、「終活年賀状」を出す理由が「年賀状だけのお付き合いだったから整理したい」であったとしても、そう書いてしまっては、人間関係に角が立ちます。

ここは、「事情があって年賀状を出すのは止めるけど、あなたが嫌いになったわけではありません」と伝えましょう。

しかし、このような内容を、自分で書いてみると、相手に失礼のない文章にするのは、なかなか難しいことが分かります。

こういうときは、てっとりばやく見本を見るのが一番です。

「終活年賀状」用に、すぐに使える文例を公開しているサイトを2つ紹介しましょう。

年賀状プリント決定版 2019

「年賀状プリント決定版 2019」は、年賀状テンプレートやイラスト素材を、無料で公開しているサイトです。

運営しているのは「TB株式会社」という会社組織なので、安心して利用できます。

「終活年賀状」用の文例は、「来年から年賀状を辞退したい場合」という項目にあり、5つの文例が用意されています。

サイトでは、「手書きしたり、テキスト部分をコピーして、テンプレートなどに貼り付けてご利用ください」とあるので、自分に合わせてアレンジして使いましょう。

また、この文例を使って、年賀状の印刷を注文することもできます。

年賀状印刷PRO

「年賀状印刷PRO」は、アルファプリントサービスという印刷屋さんが運営している年賀状サイトです。

ここでは、「終活年賀状について」というコーナーがあり、文例が4つ公開されています。

終活年賀状に合った、おすすめのデザインも用意されていますから、文例とデザインを組み合わせて、年賀状の印刷を発注することができます。

Excelのデータを使った宛名印刷も用意されているので、表面を自分で印刷する手間を省くこともできます。

「終活年賀状」が届いても冷静に対応を

2019年のお正月は、あなたにも「終活年賀状」が届くかもしれません。

もし、自分が「終活年賀状」を受け取っても、相手の気持ちを汲み取って、冷静に受け止めてあげましょう。

メールやLINEでつながっている人ならば、「これからもよろしく」と軽くお返事してあげると良いでしょう。

[シニアガイド編集部]