「首都圏 住みたい街ランキング 2019」購入編/賃貸編

[2019/2/9 00:00]
最近の目黒駅前

本当に住みたいと思って探した街のランキング

不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するLIFULL(ライフル)が、「住みたい街ランキング」を公開しています。

このランキングは、業界最大級の物件を掲載している「HOME'S」に掲載された、賃貸物件/購入物件のうち、実際に検索されている街や駅の名前を集計しています。

イメージによる人気投票ではなく、住む場所を探している人が、本当に住みたいと思っている街のランキングとなっている点が特徴です。

調査対象期間は、2018年1月1日 ~12月31日の1年間です。

ランキングは、「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」の2つに分かれています。

ここでは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の「首都圏」エリアの10位までのランキングを紹介します。

首都圏の11位から20位まで、および近畿/中部/九州のランキングについては、HOME'Sのサイトでご覧ください。

「買って住みたい街」ランキング

「買って住みたい街」ランキングの1位は「目黒」でした。

「目黒」は、JR目黒駅前に大規模なタワーマンションができたことで環境がさらに大きく変化し、『職・住・遊』がバランスよく整った注目エリアへと発展していることがトップ獲得の要因となりました。

なお、JR目黒駅は目黒区内ではなく、品川区にありますが、ここでは「目黒」エリアとして広い範囲を指しています。

2位は「八王子」です。

「八王子」も駅前に新築マンションが相次いで誕生し、2018年に注目されました。

3位の「恵比寿」は、昨年から大きく順位を上げており、街の勢いが感じられます。

4位以降では、「人形町」「三越前」が、単身者や子供のいない共稼ぎ夫婦向けのマンションが登場し、順位を上げています。

出典:LIFULL

「借りて住みたい街」ランキング

「借りて住みたい街」の1位は「池袋」でした。

「池袋」の1位は3年連続です。

池袋駅周辺が広く発展しており、商業施設や娯楽施設が集中する繁華街であることや、JR山手線や西武池袋線ほか計8路線が乗り入れる便利さ、大学や専門学校などが多い学生の街であることなどが人気の理由と考えられます。

また、2位の「川崎」、3位の「中野」、4位の「高円寺」までは、昨年と同じ順位です。

これらの街は、規模が大きい繁華街であることや、交通が利便であることから高い人気が続いています。

4位以降では、「本厚木」「柏」「津田沼」「千葉」など、都心から一定の距離があるものの、街としての規模が大きい拠点が入っています。

出典:LIFULL
[シニアガイド編集部]