23区住民の引越し先として人気があるのは「世田谷区」

[2019/2/12 00:00]

23区から23区への引越し状況

2018年に、東京23区内に引越しをしてきた転入者は「69万6,922人」でした。

これは、住民票の移動をきちんとした人が対象です。

このうち、ほぼ4割にあたる「29万5,520人」は、23区から23区へと引越しをした人です。

東京では、23区内の引越しが、とても多いのです。

では、23区の住民が引越した先は、どの区が一番多いのでしょか。

2018年版の「住民基本台帳移動結果」という調査をもとに、調べてみました。

転入者が多いのは「世田谷区」

23区内からの転入者が一番多いのは「世田谷区」です。

23区からの転入者は「2万2,810人」で、唯一、2万人を超えています。

「世田谷区」への転入者は、年間で約6万人ですから、その3分の1は23区内の移動なのです。

他の区に住んでいても、転居したくなるような物件が豊富なのでしょう。

2位は、繁華街の多い「新宿区」でした。

3位以降は、「練馬区」「杉並区」「板橋区」で、23区の西寄りで、住宅地として知られる区が並んでいます。

転入者が少ないのは「千代田区」

逆に、23区内からの転入者が少ない区を見てみましょう。

一番少ないのは「千代田区」でした。

23区内からの転入者数は「4,399人」で、世田谷区の4分の1以下です。

千代田区は、住宅地が少なく、家賃も高い地域なので予想通りの結果と言えるでしょう。

2位は「荒川区」でした。3位以降の「中央区」「台東区」「墨田区」もそうですが、23区の東寄りにある河川に近い区が多くなっています。

西高東低の実状が続く

23区内の住宅事情が語られるときは、江東区など湾岸沿いのタワーマンションなどの話題が中心になることが多い印象です。

しかし、賃貸住宅も含めた住み替えでは、西寄りの住宅街の人気が高いことが分かります。

実際に物件を探すときは、街のイメージや、物件の豊富さなどの条件もあって、西高東低の状況が続いていることが分かります。

付録:23区からの転入者数一覧

区名 転入者数

  • 世田谷区 22,810人
  • 新宿区 17,699人
  • 練馬区 16,889人
  • 杉並区 16,715人
  • 板橋区 15,705人
  • 豊島区 14,897人
  • 江東区 14,839人
  • 中野区 14,611人
  • 大田区 13,984人
  • 品川区 13,968人
  • 足立区 13,483人
  • 江戸川区 12,998人
  • 北区 12,677人
  • 目黒区 11,948人
  • 港区 11,548人
  • 渋谷区 11,177人
  • 葛飾区 10,382人
  • 文京区 9,751人
  • 墨田区 9,518人
  • 台東区 9,165人
  • 中央区 8,489人
  • 荒川区 7,868人
  • 千代田区 4,399人
[シニアガイド編集部]