「学び直し」をしている働く女性は14%。一番多いのは「語学」
働いている女性へのアンケート
クラウドソーシング事業のソフトブレーン・フィールドが「学び直しに関するアンケート」結果を公開しています。
2019年7月に行なわれたインターネット調査には、働いている女性678人が回答しています。回答者の平均年齢は47歳でした。
「学び直し」とは、学校を卒業した社会人が、改めて学習を行なうことを言います。
「学び直し」は、「リカレント教育」や「生涯学習」という呼ばれ方をすることもあります。
学び直しをしている人は1割強
現在「学び直し」をしているかを聞いています。
「現在学び直しをしている」人は14.3%でした。全体の1割強ぐらいです。
そして、「予定・計画中」が26.9%です。
計画中も含めれば、4割の人が「学び直し」に取り組む姿勢を見せています。
一番多いのは「語学」
「学び直し」のジャンルで、一番多いのは「語学」でした。
以下、「ITスキル」「経営・ビジネスに必要な知識」「料理」「書道・ペン習字」と続きます。
きっかけは「今後の人生を豊かにするため」
「学び直し」のきっかけで、一番多いのは「今後の人生を豊かにするため」でした。
以下、「何歳になっても色々なことにチャレンジしたいから」「業務上必要になったから」が続きます。
勉強方法は「独学」が多い
現在、「学び直し」を行なっている97人に、勉強方法や学び方を聞いています。
一番多かったのは、「書籍などを購入し独学」でした。
以下、「通信教育」「実践」「地域のカルチャーセンター」と続きます。
「実践」はOJT(On-the-Job Training)とあるので、実務現場での実践という意味でしょう。
「学び直し」というと、大学などの学校に通うというイメージが強いのですが、それ以外にもいろいろな方法があることが分かります。
「人生が豊かになった」
最後に「学び直し」が人生に与えた影響について聞いています。
一番多いのは「新たな世界が広がった。人生が豊かになった」で、6割以上が挙げています。
以下、「仕事上とても役に立った」「学んだことを活かして副業・兼業ができるようになった」と続きます。
やることが見つかれば手段はある
長い人生で価値のある人材であり続けるためには、常に新しい知識を得ることが必要となっています。
「学び直し」は、その一つの手段ですが、アンケート結果を見ると実際に「学び直し」を行なっている人は少ないことが分かりました。
インターネット環境の普及で、スマホやパソコンがあれば、オンラインの語学講座や大学講座をたくさん見つけることができます。
中には、無料で公開されているものもあるので、一度検索してみてください。
また、専門的な知識をまとまった形で覚えるためには、やはり書籍が向いています。
図書館を利用しても良いですし、Amazonなどのオンライン書店を使うと、どこに住んでいても専門書を入手することができます。
やりたいことが見つかれば、いろいろな手段が用意されている時代です。
まず、自分が「学び直し」をするとすれば、何がしたいかを考えてみましょう。