新型コロナ対策で、携帯電話の料金を「6月末」まで待ってもらえる

[2020/5/13 00:00]

携帯電話料金の支払いを止めよう

新型コロナウイルスの影響で収入が減ったときは、入ってくるお金を増やすのと同時に、出ていくお金を減らすことが大切です。

生活費の中で大きな割合を占める「携帯電話料金」については、電話で申し出ることで支払いを待ってもらえます。

簡単な手続きで「6月末」まで待ってもらえますから、やってみる価値があります。

この記事では、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社を中心に、支払期限を延長してもらう方法を紹介します。

2月末日以降の料金を「6月末」まで待ってくれる

まず、4月12日現在の状況を見てみましょう。

大手3社では、支払期限が2020年2月末日以降の料金について、窓口に申し出ることで、6月末日まで支払期限を延長してくれます。

つまり、いますぐ申し込めば、1カ月半ぐらいは待ってもらえます。

3社の足並みが揃っているのは、総務省が新型コロナウイルス対策の一環として支払期限の延長に応じるように要請を出しているためです。

支払期限の延長の申込は、3社とも窓口への電話で受け付けています。

なお、大手3社以外も支払期限の延長に応じていますが、期限は「6月末」とは限りません。

この記事の最後に携帯電話会社のリンクがありますから、そこから延長と申込方法を確認してください。

インターネットの接続料金も待ってくれる

今回の支払期限の延長は、携帯電話以外に、インターネットプロバイダーとCATV業者も対象になっています。

総務省のサイトにあるこちらのPDFファイルに、各事業者ごとの情報のURLが記載されていますから、確認してください。

延長してくれる支払期限は「6月末日」のところが多くなっています。

いつかは払うお金であることを忘れずに

通話料金や接続料金は、それなりの金額なので、2月末日以降の数カ月分を待ってもらえるのはありがたいことです。

しかも今回は、監督官庁である総務省の要請によるものなので、窓口で断られる可能性は極めて低いでしょう。

ただし、携帯電話会社は「支払いを待ってくれる」だけで、「支払いがなくなった」わけではありません。

いつかは必ず払わなければならないお金です。

支払期限の延長でできた時間を利用して、収入を増やす方法を探しましょう。

せっかく猶予してもらったのに、最終的に支払いができず、携帯電話やインターネットという世界とつながる手段を失くさないように注意してください。

[シニアガイド編集部]