「緊急事態宣言」が全面解除。最初の宣言から1カ月半ぶり
[2020/5/26 00:00]
1カ月半ぶりの全面解除
政府は、東京など首都圏の1都3県と北海道に出されていた「緊急事態宣言」を5月25日に解除しました。
これにより、4月7日以来出されていた「緊急事態宣言」が、1カ月半ぶりに全面解除となります。
「緊急事態宣言」は、政府が宣言することで、対象となった都道府県が大規模な新型コロナウイルスの感染対策を行なうことができます。
最後に残っていた首都圏と北海道でも、新型コロナウイルスの感染拡大が止まったことを受けて、「緊急事態宣言」が解除されました。
「マスクの着用」や「3つの密」の回避は継続
「緊急事態宣言」が解除されても、新型コロナウイルスへの対策が終わるわけではありません。
政府では引き続き、マスクの着用と、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」の3つの密を避けることを呼びかけます。
営業再開の方針は都道府県が決める
新型コロナウイルス対策として行なわれている飲食店などの営業自粛については、各都道府県ごとに少しずつ解除される方針です。
例えば東京都では、4段階のステップを踏んで、業種ごとに営業の再開を行ないます。
営業再開の方針は、県ごとに異なっていますので、県のホームページで確認してください。
「緊急事態宣言」が終わっても、新型コロナウイルスの危険が去ったわけではありません。
「緊急事態宣言」のもとで身に着けた新しい生活様式を生かして、新型コロナウイルスへの感染を防ぐことを心がけましょう。