お風呂の入り方、都道府県別ランキング

[2018/11/13 00:00]

全国のお風呂の入り方調査

給湯機器メーカーのリンナイが、「入浴に関する意識調査」の結果を公開しています。

2018年9月に行なわれたインターネットアンケートには、全国の20代~60代の男女2,350人が回答しています。

ここでは、お風呂の入り方の特徴についての、都道府県別ランキングを紹介します。

入浴時間の長い都道府県ランキング

ここでは湯船に浸かる平均時間を「入浴時間」としています。

入浴時間がもっとも長い県は「千葉県」でした。

あまり差がなく「山形県」が続いています。

この2県は、入浴時間が15分を超えています。

  • 1位:千葉県 15.5分
  • 2位:山形県 15.4分
  • 3位:茨城県 14.6分
  • 4位:奈良県/静岡県 14.3分

入浴時間の短い都道府県ランキング

逆に入浴時間が短い県は、「沖縄県」と「愛媛県」です。

この2県と、「高知県」は入浴時間が10分を切っています。

  • 1位:沖縄県/愛媛県 9.5分
  • 3位:高知県 9.9分
  • 4位:鳥取県 10.0分
  • 5位:香川県 10.4分

全国平均は12.6分

全国の入浴時間の平均は「12.6分」でした。

長い方では、入浴時間が「40分」を超える人もいます。

出典:リンナイ

お風呂の温度が高い都道府県ランキング

冬にお風呂に入るときの、浴槽のお湯の温度を聞いています。

給湯器の温度設定がある場合は、設定されている温度としています。

もっとも平均温度が高かったのは「愛媛県」でした。

次に「広島県」が入っています。

  • 1位:愛媛県 41.6℃
  • 2位:広島県 41.4℃
  • 3位:栃木県/鳥取県/大分県 41.3℃

お風呂の温度が低い都道府県ランキング

浴槽のお湯の温度が低い県は、「岩手県」と「福岡県」です。

これに「神奈川県」と「熊本県」が続きます。

3位の県は多いため、県名を省略しています。

  • 1位:岩手県/福岡県 40.4℃
  • 2位:神奈川県/熊本県 40.6℃
  • 3位:同率3位多数

お湯の温度は「40℃」が多い

全国のお湯の温度の分布を見ると、40℃が最も多く、40℃~42℃がボリュームゾーンでした。

設定温度が低い方では35℃、高い方では46℃という回答があります。

出典:リンナイ

湯船派が多い都道府県ランキング

お風呂の入り方として、湯船に浸かるか、シャワーだけか聞いています。

湯船に入る人が多いのは「山形県」でした。

80%の人が湯船に浸かっています。

  • 1位:山形県 80.0%
  • 2位:静岡県 78.0%
  • 3位:福島県/群馬県/佐賀県 74.0%

シャワー派が多い都道府県ランキング

一方、シャワーだけの人が多い県は「沖縄県」でした。

2位の「鹿児島県」と比べても、その差は大きく、湯船を使う習慣がほとんどないことが分かります。

  • 1位:沖縄県 82.0%
  • 2位:鹿児島県 54.0%
  • 3位:北海道 52.0%
  • 4位:高知県 48.0%

自分に合った方法で入浴を楽しみたい

入浴時間やお湯の温度、湯船かシャワーかなど、全国のお風呂の入り方はさまざまであることが分かりました。

これから寒い季節に向けて、お風呂のありがたみが増す季節です。

ヒートショックの原因となる、熱すぎる温度や長過ぎる入浴時間、入浴前後の温度差などに気をつけて、自分に合った方法で、ゆっくりと入浴を楽しみたいものです。

[シニアガイド編集部]