給湯機器メーカーのリンナイが、「入浴に関する意識調査」の結果を公開しています。
2018年9月に行なわれたインターネットアンケートには、全国の20代~60代の男女2,350人が回答しています。
ここでは、お風呂の入り方の特徴についての、都道府県別ランキングを紹介します。
ここでは湯船に浸かる平均時間を「入浴時間」としています。
入浴時間がもっとも長い県は「千葉県」でした。
あまり差がなく「山形県」が続いています。
この2県は、入浴時間が15分を超えています。
逆に入浴時間が短い県は、「沖縄県」と「愛媛県」です。
この2県と、「高知県」は入浴時間が10分を切っています。
全国の入浴時間の平均は「12.6分」でした。
長い方では、入浴時間が「40分」を超える人もいます。
冬にお風呂に入るときの、浴槽のお湯の温度を聞いています。
給湯器の温度設定がある場合は、設定されている温度としています。
もっとも平均温度が高かったのは「愛媛県」でした。
次に「広島県」が入っています。
浴槽のお湯の温度が低い県は、「岩手県」と「福岡県」です。
これに「神奈川県」と「熊本県」が続きます。
3位の県は多いため、県名を省略しています。
全国のお湯の温度の分布を見ると、40℃が最も多く、40℃~42℃がボリュームゾーンでした。
設定温度が低い方では35℃、高い方では46℃という回答があります。
お風呂の入り方として、湯船に浸かるか、シャワーだけか聞いています。
湯船に入る人が多いのは「山形県」でした。
80%の人が湯船に浸かっています。
一方、シャワーだけの人が多い県は「沖縄県」でした。
2位の「鹿児島県」と比べても、その差は大きく、湯船を使う習慣がほとんどないことが分かります。
入浴時間やお湯の温度、湯船かシャワーかなど、全国のお風呂の入り方はさまざまであることが分かりました。
これから寒い季節に向けて、お風呂のありがたみが増す季節です。
ヒートショックの原因となる、熱すぎる温度や長過ぎる入浴時間、入浴前後の温度差などに気をつけて、自分に合った方法で、ゆっくりと入浴を楽しみたいものです。