「賃貸住宅に住み続ける理由」は「身軽さ」。不安は「老後の家探し」
[2022/11/23 00:00]
不動産業のAlbaLinkが、賃貸住宅に住み続ける理由を調査しています。
2022年10月に行なわれたインターネット調査には、「一生賃貸に住むと決めている」453人が回答しています。
一生賃貸に住むと決めている人なので、賃貸住宅のメリットとデメリットを良く理解しているでしょう。
最初に「一生賃貸に住むと決めた理由」を聞いています。
一番多かったのは「引っ越ししやすい」でした。
そして、「メンテナンスの負担がない」と「固定資産税の負担がない」が続きます。
賃貸が選ばれる理由は、「身軽さ」と「コスト面の優位性」です。
「いろんな場所に住みたい」「ライフステージによって住み替えたい」という人にとって、身軽な賃貸に住むことは大きなメリットがあります。
もう少し詳しく、それぞれを選んだ理由を紹介しましょう。
<3位 固定資産税の負担がない>
こうしてみると、「賃貸のメリット」ではなく、固定資産税やメンテナンス費など」の「持ち家のデメリット」を挙げる人が少なくありません。
たぶん、「持ち家のリスクが大きいから、賃貸にしている」人もいるのでしょう。
次に、「一生賃貸に住むデメリット」を聞いています。
一番多い回答は、「一生家賃を払い続ける」でした。
そして、「資産にならない」と「高齢になると契約が難しい」が続きます。
それぞれのコメントを紹介しましょう。
賃貸のデメリットとして、「家賃の支払いが一生続くこと」と「高齢になったときの契約が難しいこと」から、老後に住まいを維持できるのか不安を感じる人が少なくありません。
「一生賃貸に住む」と決めたら、老後も家賃を払い続けられるように準備をしておきましょう。